Flying Cat Penguin

ゆるゆる仕事、ソフトウェアテスティング関連のことについて綴ります。

ICSTW 論文:Ontology-based Testing: An Emerging Paradigm for Modeling and Testing Systems and Software

下記の論文がUTP2と親和性が高そうだったのでごご紹介

タイトル

要約

  • モデルベースのテストは、実際のテストケース生成に正常に適用されています。その根底にある考え方は、システムのモデルを利用して、システム入力とそれに対応する期待される出力を取得することです。このホワイトペーパーでは、実際にテストスイートを生成するために、モデルに依存するさまざまな方法、つまりオントロジーベースのテストを使用したときに得られた経験について報告します。システムの動作をモデル化する代わりに、オントロジーベースのテストは、システムの環境のモデル、つまり環境オントロジーに依存します。テストケースは、オントロジーを組み合わせテスト用の入力モデルに変換し、組み合わせテストアルゴリズムを使用してテストケースを最終的に計算することで生成されます。自動運転機能のテスト、セキュリティテスト、コンパイラテストの3つの異なるアプリケーションドメインオントロジーベースのテストを適用する方法を示し、発生する問題について話し合い、将来の研究目的を示します。

IndexTerms


感想

  • テスト環境の要素を用いてテストケースを作成するというのは、例えばAutomated VSTePの一つだと読んでいてい思いました。(具体的な実装例は見たことがないのですが…。)
  • オントロジーは全く門外漢なのですが、関係性や記述方法をもう少し整えてあげることができれば、テストアスペクトの利用方法として十分に適用できる気がしています。今度、テストアーキテクチャ研究会で紹介してみようかな。
  • もう少し深く読んでサンプルを少し考えてみようと思います

参考

www.slideshare.net