InSTA2020で発表してきました
10月28日に初めて、カンファレンスでの海外発表を行いました。
論文のタイトルは、「Techniques to Reach Common Ground about Test Aspect within a Test Team」です。
著者は、下記の5名です。
- Akiharu Satoh
- Shizuka Ban
- Hiroki Iseri
- Kumiko Iseri
- Tomohiro Odan
本発表は、2017年度に改訂されたUTP(UML Testing Profile)への提案であり、筆者が智美塾の代表として発表したものです。
私たちは2018年、2019年と「TestAspect」という概念とそれを用いたテスト開発プロセスを提案しています。
今回は、提案は、タイトルの通り、「テストチーム内のTestAspectについて共通理解を得るためのテクニック」です。
「TestAspect」のモデルを二人以上のエンジニアで共有するときに、うまく伝わらないことがありました。
これは、実際の開発でもよくあります。例えば、バグがありそうなテストの気がかりは、「TestAspect」として表現したとき、キーワードだけでは、断片的な情報であることが多く、それらは情報として十分でないことがあります。
今回は、それらをより明確にするために、どんなときにどんなことを明確に記述すればよいかということを提案していました。
詳しく知りたい方は、ASTERのHPや直接ご連絡くださいませ。
所感ですが、英語スキルはお世辞にも十分と言えませんでしたが、オンライン参加ということもあり、実際は20分程度で話して後は聞いて終わり…というあっさりした感じでした。
資料の英語のスクリプトや当日の発表は慌てながらもなんとか終えましたが、質疑応答が全く…という感じでした。
今年はすでに色々パンパンなので…来年こそは英語スキルの向上目標を立てて取り掛かろうかと思います。
そして、一人でも発表できるようなネタも育てておこう。
参考
aster.or.jp