「 オブジェクト指向分析」(1993年)
「The BDD Books - Discovery (Japanese Edition) 」(2022年)
2022年の読書 :14冊目/目標24冊
最近、新人さん向けにTDDを教えてみたり、テスコンに出ていて、
アジャイル開発における要求獲得からテストまでの流れについて気になる今日この頃…。
ということで、今回はBDDの書籍を手に取ってみました。
三部作の第一冊目ということで、テーマは、堅苦しく言うと【要求の獲得&要求分析&要件定義】でした。
基本は要求をユーザストーリーにし、その実例をシナリオとして明示化するかんじです。
昔、某豆の会社で教わっていたことと案外似ているなぁと思いながら読みました。
違うのは、モデリングではなく、言葉を上手く使って整理するというところでしょうか。
個人的にはモデリング派なので少しもやもやしますが、ユーザーストーリーを明確に実現する受入テストを書いてみたい!
という方にはおすすめの一冊かなと思います。
実例マッピングの流れだけ、復習しそうなのでググったメモ
雑記
BDDとATDDの本を読み漁りたいけど、基本英語なのでまたサブスクに手を出したいなと思う今日この頃…。
「ソフトウェア不具合改善手法ODC分析: 工程の「質」を可視化する 」(2020年)
2022年の読書 :13冊目/目標24冊
最近、業務の中でデータを蓄積して活かす活動が入ってきており、
この本を手に取ってみました。
普段は、参考書籍で「こういう項目で値を取って分析するとよい」なりますが、
この書籍は、発見された欠陥の洞察を得るために「直交(orthogonal)」であるデータを取るとはどういうことか、
取ってみるとどういう洞察が得られるかの経験側を解説してくれています。
なので、「なんでこの項目を取っているんだろう」と気になる方は読んでみてください。
「ユースケース入門: ユーザマニュアルからプログラムを作る 」(2001年)
「ユースケース実践ガイド: 効果的なユースケースの書き方 」(2001年)
「実践ソフトウェアエンジニアリング (第9版) 」(2021年)
2022年の読書 :10冊目/目標24冊
第6版は読んでいたのですが、新しく出たのをようやく読みました。
今回は書籍の構成も結構変わっていましたが、やはりトピックはアジャイル開発の章が増えていたことでしょうか。
第6版とじっくり読み比べたわけではないですが、どのようにしていくのかの体系的な説明があるので、興味がある方は是非是非。
一人でさらっと読んでも何なので、本当は会社のメンバとあらためて、輪読会したいなぁ…。
「ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―エンジニアリングに基づく体系的アプローチ 」(2022年)
2022年の読書 :9冊目/目標24冊
モデリングが興味の反中なので、アーキテクチャ関連の本が出るとついつい読みたくなるので手に取ってみました。
今までは比較的システムアーキテクチャよりのモノばかり読んでいたんですが、
今回は、「ソフトウェア」に特化したアーキテクチャということで、かなり具体的な例を交えて説明してくれる本でした。
特に、アーキテクチャの評価としてメトリクスを使うところはソフトウェア品質評価にもつながる内容でした。
特徴的だったのは、「アーキテクチャ設計」、「詳細設計」と通常は呼ばれるものを、
「アーキテクチャ」と「設計」に分けて説明していることでした。
まぁ、ここに関しては、明確にアーキテクチャとコーディングを分ける意図がある感じでしたが、
「設計ってそう考える人もいるんだな」と参考になりました。
個人的には合わせて、「システムアーキテクチャ構築の原理」を読まれると、
システム全体のアーキテクチャ理解からソフトウェアシステムのアーキテクチャ理解につながるので良い気がしてます。
気になる方は読み比べてみてください。