「ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―エンジニアリングに基づく体系的アプローチ 」(2022年)
2022年の読書 :9冊目/目標24冊
モデリングが興味の反中なので、アーキテクチャ関連の本が出るとついつい読みたくなるので手に取ってみました。
今までは比較的システムアーキテクチャよりのモノばかり読んでいたんですが、
今回は、「ソフトウェア」に特化したアーキテクチャということで、かなり具体的な例を交えて説明してくれる本でした。
特に、アーキテクチャの評価としてメトリクスを使うところはソフトウェア品質評価にもつながる内容でした。
特徴的だったのは、「アーキテクチャ設計」、「詳細設計」と通常は呼ばれるものを、
「アーキテクチャ」と「設計」に分けて説明していることでした。
まぁ、ここに関しては、明確にアーキテクチャとコーディングを分ける意図がある感じでしたが、
「設計ってそう考える人もいるんだな」と参考になりました。
個人的には合わせて、「システムアーキテクチャ構築の原理」を読まれると、
システム全体のアーキテクチャ理解からソフトウェアシステムのアーキテクチャ理解につながるので良い気がしてます。
気になる方は読み比べてみてください。