「An Introduction to TTCN-3」(2011年)
2021年の読書 :12冊目/目標30冊
TTCN-3とは、Testing and Test Control Notation Version 3の略です。
モデルベースドテスト(MBT)の話をする際には必ず出てくる記述方式です。
内容としてはC++言語に寄ってどんな感じでテストコードを書くべきかを解説しています。
この書籍は、TTCNコミュニティでも参考図書にあげられているものでした。
通信関係のテスト使用について、詳しく知りたい方は読まれるといいと思います。
モデルとしては特段解説があるわけではなかったのですが、
UMLのモデルで利用するんだとしたら、コンポーネント図とシーケンス図が良く解説として利用されていました。
これはきっとテスト対象が何なのか、テスト手順はどのような流れなのかを明確にするために利用している感じでした。
モデルベースドテストをよりよく導入するための考えを整理するために、
UTPももう少し読んで、モデルとして何を利用したらいいかまとめても手もいいかもしれません。