Flying Cat Penguin

ゆるゆる仕事、ソフトウェアテスティング関連のことについて綴ります。

ASTER テスト設計コンテストに参加したい!…と、テストの情熱を持つあなたへ!

こちらは、ソフトウェアテスト Advent Calendar 2019 - Qiita 21日目の記事です。
(締め切りぶっちぎってごめんなさい)

20日目はyoshitake_1201さんからの記事です。
https://www.software-quasol.com/softwaretestadventcalender2019/www.software-quasol.com

ASTER テスト設計コンテスト…みなさん知っていますか。
知ってますよね?
知らない方は、こちらをご参照ください。

ちなみに、昨年も、下記のような記事を上げています。
ASTER-テスト設計コンテストのすゝめ - Flying Cat Penguin

この記事では、主に参加した時の話をしていました。
今回は、「テスト設計コンテストに参加してみるのはどうだろうか?」と検討中のあなたに向けて、自分の実務に役立っている部分をご紹介したいと思います。

キーワードは、「情熱」です。

まず、皆さんがテスト設計をしているとき…テストの「こうしたい!」という想いはありますか。
ちなみに私はあります。(下記)

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上記の図は2014年の時に、自分がテストの価値を伝えるときに作成したものなのですが、テスト設計をするとき…この価値があるテストが作れているか、提案できているかを私としては大切に考えています。

テスト設計コンテストのTwiiterハッシュタグの #テスコン でもつぶやいていましたが、テスト設計を行うときに、そういった自分自身の想いはとても大切だと考えています。

例えば、開発者が製品を作るときも、「こうしたい!」という思いがあるはずです。
もし、あなたがテストエンジニアなのであれば、それはきっとテストなのではないでしょうか。

だから、私の場合は、開発者にとって、「不安なこと」や「自信がないこと」を明確にし、解決できるようにします。

そして、そういった想いを軸に考えたとき、テスト設計であれば、どんなやり方で解決できるかを徹底的に考えることができます。
あと、自分に足らないことも・・・。

例えば、私の場合は、「開発者が不安なことや自信がないこと」をすべて解消するために何でもやらないといけません。
コードの単純ミスが不安なのであれば、テストではなく、静的解析ツールを入れなければいけないかもしれません。
デグレードが不安なのであれば、継続的インテグレーション+テストの仕組みを考えなければならないかもしれません。

でも、それはどうやったら実現できるでしょうか
そもそも、今の自分はそれを考えたり、実現したりする能力があるでしょうか。
もしかしたら誰かの手を借りねばならないかもしれません。

そう思うと、実際の実務の中で、達成したいこと(≒その実務の目的や想い)が何なのかを把握しないとやるべきことの筋が良いかどうか見えてこないことがわかってきます。

私の場合は、日々の業務の中で、なんとなく指示通りやっていれば良いと思うこともありました。
でも、実際はそうではなく、「自分自身がどうしたいか」を強く持って実務に入れ込むことができれば、モチベーションにもつながっていきましたし、「こんなことがしたいっ!」と人に伝えやすくもなります。

別にコンテストだからというメリットではないかもしれないですが、テスト設計のやりたいことを実現するためには、ASTERテスト設計コンテストは、私の中ではとても有用でした。

さて、いかがでしたでしょうか。
みなさんが持つ、テストの「こうしたい!」という想いは何でしょうか。

是非、あなたのテストの情熱をコンテストにぶつけてください。
きっと得られることがたくさんありますよ!

(追記するかも・・・)